「債券価格と金利の関係」クレジット市場アナリスト グレッグ・フォス氏 インタビュー ①
金利が14%の時に債券を購入した人は14%のクーポンを得ることができます。金利が14%から10%に下がったとします。金利が下がると債券価格は上がります。そうすると、金利が14%の時に購入した債券の価格は上昇します。14%のクーポンの価値というは、10%で発行されているものよりもはるかに魅力的だからです。債券とは、将来の一連のキャッシュフローの契約上の義務です。債券でキャピタルゲインが得られると思っている人がたくさんいますが、これは誤解です。債券を売却して実際に得ているのものはキャピタルゲインではなく、キャッシュフローの前倒しでしかないのです。