Wally F

全インタビュー記事

「2020年はプレゼント詐欺が主流な手口に」ホエールアラート共同創設者 フランク氏(第二弾 全インタビュー記事)

今年の主流の詐欺は、プレゼント詐欺(Giveaway Scam)でした。イーロン・マスク、バラク・オバマ、ヴィタリック・ブテリンなど、有名で影響力のある人のツイッターアカウントが大規模にハッキングされる前は、詐欺師が有名人になりすまし、お金やBTCを送れば2倍になって返ってくる、といったことを約束してお金を騙し取るプレゼント詐欺がいくつかありました。仕組みについてよく考え、有名人と関われるなどという考えを捨てされば、間違いなく詐欺だと気づくでしょう。よく考えればそんなことがあるはずないとわかります。しかし、奇抜で狂気の天才科学者として知られるイーロン・マスクのような有名人もいるため、この手のプレゼント詐欺が、もしかしたら実際にあるかもしれない思えてしまうのです。
全インタビュー記事

「香港におけるライセンス問題」香港ビットコイン協会 共同創設者のレオ・ウィーズ氏(全文インタビュー記事)

香港では、例えば円からドルへの両替を行う場合などに、送金業務のライセンスが必要となります。こういった通貨の交換業務を行う際に必要となる金融業務ライセンスですが、実は制限が緩いため比較的簡単に取得することができます。ビジネスに対して規制が存在しているということは、そのビジネスにおいて期待されている役割が明確にあるということです。Bitcoinビジネスもそういうビジネスで、規制があって期待される役割があるはずです。ところが香港のライセンス部門及び関税部門では、暗号通貨ビジネスとそれ以外の通常のビジネスは別物だとしています。暗号通貨ビジネスとそれ以外のビジネスは別々に管理されなければならず、この異なる2種類のビジネスを平行して行ってはならない、ということが非常に明確にされました。
全インタビュー記事

「Cointelegraphでより深いリサーチを」Cointelegraph デメルザ・ヘイズ氏(全文インタビュー記事)

Cointelegraphで働く前は銀行のために調査レポートを書いていました。銀行の様々な質問に対して答えを用意する仕事です。例えば、「なぜHuobiとBinanceはお互いにチェーン上でこんなにお金のやりとりをしているのか」といったような質問があります。お金のやりとりをしているアドレスはチェーン上で確認できます。同じようなトピックも研究しつつ、より深く掘り下げてレポートを作成しなければなりません。今後はますます多くの銀行が、より深い内容のリサーチに関心をよせるようになります。したがって、Cointelegraphのように独自の研究中枢をもつリサーチグループの存在が一層重要になってきます。Cointelegraphでは非常に多くの女性が働いていて、マーケティングをはじめとし、戦略やデザインなど、様々な仕事を担当しています。Cointelegraphは女性を採用することに前向きなので、才能があって働く意欲のある人なら受け入れると思います。
寄稿記事

ブロックチェーン分析による2つのテロ資金調達キャンペーンの断絶を米国司法省が発表

米国時間の8月13日、米国司法省(DOJ)は、FBIやHSI、IRS-CIの複数機関による調査の結果、暗号資産による寄付を利用した2つのテロ資金調達キャンペーン(及び暗号資産を利用しなかった3つ目のキャンペーン)が断絶されたことを発表しました。この調査により、テロ資金調達に関連する暗号資産の押収は史上最大規模となり、100万ドル以上の暗号資産がテロ資金調達キャンペーンや無免許のマネーサービスビジネス(MSB)を運営する金融ファシリテーターから回収されました。
全インタビュー記事

「ノルウェーの暗号通貨コミュニティ」トールビョーン・ブル・イェンセン氏(全インタビュー記事)

2011年、ノルウェーの暗号通貨コミュニティの伝説的存在であるStrule Sundeは、Localbitcoinsと自身のホームページを使ってBitcoinを販売し始め、IRCのチャットで購入者とやりとりをしました。IRCは昔からあるチャットアプリです。彼はそれ以来、ノルウェークローネとBTCの交換しながら、ノルウェーにおけるBitcoinの流動性の確保に貢献してきましたが、Bitcoinを扱ったという理由だけで口座を閉鎖されたとして、北欧最大の銀行であるノルデア銀行を訴えて大規模な裁判を起こしています。
記事一覧

「ハイパーインフレのアフリカで求められるBitcoin」アニタ・ポッシュ Bitcoin ポッドキャスター①

アフリカ諸国に住んでいる人々は、非常に高いインフレ率に苦しんでいます。Bitcoinのコア開発者であるTim Akimbo氏は調査を行い、アフリカ諸国の全ての通貨の価値が5年ごとに平均して50%も失われていることを発見しました。ジンバブエでのインフレ率は、それよりもはるかに高くなっています。現在のジンバブエは、クレプトクラシー(泥棒政治)の状態であり、過去30〜40年間に、政府が価値の搾取を行ってきました。それは非常に残酷なシステムであり、人権の状況も悪化しています。
記事一覧

「ゴールドは没収可能でありBitcoinは没収不可能な資産」トーン・ベイズ氏 インタビュー ①

現在は、没収不可能な資産はBitcoin以外に存在しません。大昔前は、ゴールド(金)をどこかに隠すことが可能であり、それを所有していることが誰にも知られることはなかったので、ゴールドも没収不可能な資産でした。今日になってもゴールドを隠すことが可能であると考えている人がいますが、金属探知機の発明のような現代のテクノロジーを使えば、それは不可能となります。裏庭に自分のゴールドを埋めたとしても、掘り起こして物理的な場所を特定することなく、それらを発見することが可能となっています。さらに、自分のゴールドをどこかに預けたとしても、それは押収されてしまう可能性があります。
お知らせ

定期メンテナンスに伴うBTC及びLTCの入出庫一時停止について

いつもBTCBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。2020年8月13日(木)午前9:00 ~ 8月14日(金)午前9:00までの間、BTCBOX取引所においてBTC(ビットコイン)及びLTC(ライトコイン)ウォレットの定期メンテナンスを行います。この間は、BTC及びLTCの入出庫サービスがご利用いただけません。売買サービスに関しては、通常どおりご利用いただけます。入出庫の再開は、弊社公...
寄稿記事

Twitter事件の資金追跡・犯人特定のために法執行機関がいかにブロックチェーン分析を行ったか

2020年7月31日、アメリカ司法省は、7月15日に発生したTwitterハッキング事件に関与したとみられる3名を逮捕したと発表しました。そのうちの以下2名は、カリフォルニア州北部地区連邦地裁で複数の容疑がかけられています。本記事では、法執行機関が事件捜査のためにブロックチェーン分析をどのように用いたか、ビットコインの透明性がいかにそれを可能としたかを解説します。
お知らせ

台湾幣丞科技有限公司との商標使用ライセンス契約締結のお知らせ

この度、弊社BTCボックス株式会社は、台湾を拠点とする幣丞科技有限公司と商標使用ライセンス契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。今回の締結により、幣丞科技有限公司は台湾において、『BTCBOX Taiwan』の名称で暗号資産交換業の運営及び関連サービスを提供することとなりました。
全インタビュー記事

人気番組「カイザーレポート」司会者のマックス・カイザー氏にインタビュー (全インタビュー記事)

私は1980年代に株のブローカーとしてウォール街で働きはじめました。1990年代はロサンゼルスにいました。そこで取引所を立ち上げ、その取引所で使うための通貨を発明したのですが、その一環でDigital Scarcity(デジタルの希少性)のための技術を開発しました。私の立ち上げた取引所ではメディエイト・デリバティブ取引のサービスを開発し、後に予測市場産業として知られるようになりました。1990年代にこういったことを一通りやりました。その後2001年に事業を銀行に売却し、そして2011年に1ドルでBitcoinを始め、それからもう11年近く経ちます。BitcoinはDigital Scarcityの問題を解決するのにより適している完璧な技術だと考えました。
記事一覧

「Bitcoin懐疑論者からトレーダーへ」アレッシオ・ラスターニ氏 著名テクニカルアナリスト ①

私を含め多くの人は、Bitcoinの価格が1,000ドルなのは高すぎると思っていました。それが10,000ドル、最終的には20,000ドルになると誰が予想したでしょうか。しかし、BTC価格のチャートが放物線の形になっていたという点で、2013年はバブルであったと言えます。多くの人は「バブル」という用語を、単に価格が高くなることと誤解していると思います。確かに、バブルとは短期間に財の価格が高くなることを意味しますが、トレーダーがこの言葉を使う時は、その価格上昇が放物線状に加速していくことを意味しています。
お知らせ

(本キャンペーンは終了しました)【10名様に賞金プレゼント】クリプト・あいうえお作文大賞 ~ 2020年夏 ~

暗号通貨・ブロックチェーンに関するキーワードを選び、あいうえお作文形式の文をツイッターでつぶやいて下さい。入選された 10名の方に素敵なプレゼントを差し上げます。ツイートの中に「#クリプト作文」のハッシュダグが含まれていること。暗号資産・ブロックチェーンに関連した内容であること。文章があいうえお作文の構成になっていること。特定の個人・団体等を直接的に誹謗中傷する内容が含まれていないこと。選考締め切りの2020年8月24日(月)までにツイッターで投稿すること
全インタビュー記事

「どのようなDAppを信頼すべきか」DappRadar CEO スキルマンタス・ヤヌスカス氏 インタビュー

私が暗号通貨を初めて知ったのは、DragosとDappRadarのプロジェクトを開始した時とほぼ同じタイミングでした。暗号通貨を発見したわずか2か月後から、プラットフォームの構築を始めました。スマートコントラクトを始めて見た時は、開発者として圧倒され、いつかこれは本当に大きなものになるだろうと感じました。それがきっかけとなり、DAppのメカニズムや、それがどのように機能するかを調べ始めました。そして、どのDAppを信頼すべきで、どのDAppを避けるべきかを計測し判断する方法はあるだろうかという疑問が、自然と頭に浮かんできました。
お知らせ

(本キャンペーンは終了しました)【抽選で最高10万円が当たる!】夏のボーナスおすそわけキャンペーン

【10万円 × 1名様:5,000円 × 30名様】24時間利用可能な日本円即時入金サービスをご利用いただき暗号資産取引をされたお客様の中から抽選でプレゼントを差し上げます。
全インタビュー記事

「Bitcoinが手に入るLightningゲーム」MintGox 創設者(全文インタビュー記事)

世界的なパンデミックに直面しながら始まったMintGoxですが、現在は暗号通貨コミュニティのためのバーチャルプラットフォームとして大きな役割を果たしています。前回のeスポーツのトーナメントには、1,000人のゲーマーがオンラインで参加し、イベント全体で15,000回以上のLightningトランザクションが行われました。イベントには、多くの企業から協賛が集まっており、最近のスポンサーには、Bitrefill、Fulgur Ventures、Puzzle ITC、Bitstamp、Digital Garage、Lemniscap、Nayuta、Bitcoiner Hanseikai、LN Junkiesなどの企業が名を連ねています。また、2020年9月20日午後9時(日本時間)からは、アジア向けのゲームイベントの開催も予定されています。
記事一覧

「インターネットの消滅でBitcoinは無くなる?」ナオミ・ブロックウェル氏 インタビュー ②

インターネットが止まれば、多くのサービスが使えなくなってしまいます。その様なことが起きれば、Bitcoinも止まってしまうのかという懸念が生まれてくると思います。多くの場面で、私達の生活は完全にインターネットに依存していて、現在は外出制限によるリモートワーク、オンラインでの社会活動、eコマースが不可欠になっているので、この問題は更に現実味を増しています。また、クレジットカードでの支払いにもインターネットが利用されています。
記事一覧

「ゲームで広がるLightningの可能性」Lightning Labs デシレー・ディッカーソン氏 ①

Lightning Network(ライトニングネットワーク)の目的は、Bitcoinをより速く簡単に、そしてより安価に使用できるようにすることです。そして、私達Lightning Labsの役割は、Bitcoinが機能するためのインフラとレールを構築することです。Lightning Labsは、次の大きなキラーアプリを作ろうとしているのではなく、そのキラーアプリを作るためのインフラを構築しています。私達が作っているのは、Lightningアプリに必要なインテルのCPUのようなもので、キラーアプリとなる全てのLightningアプリを動かすことを目指しています。
全インタビュー記事

「ケンブリッジ大学が暗号資産研究を行う意味」アポリン・ブランディン氏 インタビュー

私の名前は、アポリン・ブランディンです。ケンブリッジ大学オルタナティブ・ファイナンス(CCAF)で暗号資産研究プログラムの責任者を務めています。CCAFは、2015年にケンブリッジ・ジャッジ・ビジネススクールに設立された研究所です。当初は、クラウドファンディングとデジタルレンディングに関する研究が行われていましたが、2016年の後半に暗号資産とブロックチェーン技術に焦点を当てた調査チームが作られました。
記事一覧

「Bitcoinによる最初の政治献金」ゾルタン・イシュトヴァン ②

私は、2016年のアメリカ大統領選挙の時に、トランスヒューマニスト党のためにBitcoinで政治資金を集めました。選挙運動自体は2014年から始めていて、2015年にBitcoinで政治資金を受け入れた最初の候補者の1人となりました。当時としては非常に画期的で、Bitcoinはトランスヒューマニスト党へと献金されました。私達は科学技術の政党として、暗号通貨を支持しています。暗号通貨もラディカルな科学技術の一部であり、これは価値を交換することのできる全く新しい方法です。なので、私のチームにとっては、それを受け入れたことは非常に自然なことでした。