寄稿記事

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「2021年のおすすめBitcoinドキュメンタリー10選」Bitcoin Africa紹介記事

今回は暗号通貨について理解を深められるBitcoin関連のドキュメンタリー作品を中心にご紹介します。1時間を超える長めのものから5分くらいで見られる手軽なものまであり、内容もよく言われる問題だけでなく、様々な視点からBitcoinを描く作品を取り揃えています。ぜひご覧ください。
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「NFTは注目を集めるだけの単なるカラクリなのか」Zoobdoo分析記事

ブロックチェーンのセキュリティーによって支えられている唯一無二のデジタル資産である、というのがNFTつまり非代替性トークンの本質です。NFTの根本的な技術の原理などについてはこの記事では触れませんが、それでも一つだけ書いておきたいのは、すべてのNFTは世界で唯一のものでありしかもそれが証明可能であるということです。つまり誰であれそれを否定したり、コピーしたり、あるいは奪ったりはできないということです。このことを踏まえると、NFTの価値提供が歴史的な美術品の価値提供(希少性があること・本物であること・非再現性が高いこと)とあまりにも似通っていたがゆえに、世界はビープル氏の作品やCryptoKittiesなどに魅了されるのかもしれません。
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「アメリカではハイパーインフレが起きているのか」MintDice分析記事

しかしだからといって、現在アメリカで起きていることに何の問題もないというわけではありません。なぜなら月に2倍の上昇率とまではいかなくとも、それに限りなく近い上昇率で価格が上昇している可能性があるからです。このレベルの上昇率というの異常であり維持可能なものではありません。ハイパーインフレとまではいかない上昇率であったとしても、結局は数ヶ月という短期間の間にモノやサービスの価格が2倍になってしまうのです。では、アメリカの現在のインフレ率は一体どれくらいなのでしょうか?この問いの先が、人々の見解が分かれてくるところです。たとえば、1970年代に金本位制を廃止して以来インフレ率を隠し続けてきたアメリカ政府は「インフレは起きておらず、すべて順調だ」と言うでしょう。しかし他方では、第3回目の景気刺激策の小切手給付があって以来、1週間あたり100ドルだった食費支出が400ドル近くまで膨れ上がったという家族もいます。これは明らかにインフレです。アメリカのサプライチェーンに関しては、2021年の1月から既に再開しており完全に通常運転となっていますので、サプライチェーンの問題ではありません。では一体なぜ物価が上昇しているのでしょうか。
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「ビットコインを理解するための映画3選」Lisa Sung氏

コロナ禍で増えたおうち時間をより楽しむのに暗号通貨をテーマにした映画鑑賞はいかがでしょうか。映画は難解で抽象的な概念も具体的にイメージしやすくしてくれますし、周りの人と話題にするきっかけにもなります。暗号通貨界隈に興味があり日頃から情報収集を欠かさない人にも、難しそうでよくわからないから敬遠しがちという人にも、映画鑑賞はおすすめです。今回の記事では暗号通貨に対する興味や理解をより深めてくれる映画を3つ紹介しています。ぜひご覧下さい。
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「パンデミックで登場したソーシャルトークンという新概念」分析記事

暗号資産の技術はアートの分野やゲームの分野といった人間の幅広い活動と結びつくことで、より人々の社会的活動や日常生活の中に溶け込みつつあります。今回は「ソーシャルトークン」という新しい概念の紹介を通じて「暗号通貨技術×セレブ・有名人」という比較的新しい分野の発展についてみていきます。パンデミックで活動の場が制限されてしまった有名人たちの中には、ソーシャルトークンを活用してファンサービスやコミュニティーのメンバーシップを充実させたりする人もいるそうです。是非ご覧ください。
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「貧困諸国でBitcoinの普及が加速している理由」ドミニク・M・ローソン氏 分析記事

Bitcoinを法定通貨として採用するはじめての国となったエルサルバドルは自国通貨を持たない国であり、国民のほとんどは銀行口座を持っていません。世界にはエルサルバドルの他にも、Bitcoinに傾倒する経済状況の悪い国や戦乱下の国があります。なぜ経済状況の悪い国の人々ほどBitcoinに傾倒するのでしょうか。今回は様々な国の実情をとりあげながら、Bitcoinが貧困諸国の人々にとって魅力的に映る理由を解析していきます。ぜひご覧ください。
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「Ethereumのアップデートに対するマイナーたちによる抗争」アイゼイヤ・マッコール氏 分析記事

夏前のEthereumの史上最高値更新は余興に過ぎず、この現象は今夏の大型アップデートのための前座でしかありません。7月(実際に行われたのは8月)のEIP-1559、またの名を「ロンドン」ハードフォークという大型アップデートは、Ethereumに大々的な影響を与えるものです。もっと具体的に言うと、このハードフォークによりEthereumが燃やされる(burnされる)ようになり、世界の供給量が大幅に減少します。つまり大型アップデート「ロンドン」はまさにEthereumの通貨収縮なのです。このことについて書こうとするとつい前のめりになってしまうので、いったん深呼吸をする必要があるかもしれません。今回のアップデートでは「Block elasticity(ブロックの伸縮性)」という概念が導入されました。これにより近い将来、ブロックチェーン上で発生したトランザクションの数に応じて、ブロックが拡大、または縮小するようになります。こうしてEthereumはトランザクション手数料(ガス代)のburn機能を獲得し、最強の暗号資産として確固たる地位を築こうとしています。
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「マイニング方式にはどのような種類があるのか」TechFitLab 分析記事

Bitcoinマイニングのプロセスは、マイナーがBitcoin取引の検証を行う(検証プロセスを実行する)代わりに、Bitcoinを獲得するというものです。このプロセスを通してBitcoinネットワークにはセキュリティーが提供され、マイナーには報酬としてBitcoinが与えられるという仕組みになります。マイナーは得られたBitcoin価格がマイニングにかかるコストを上回ると利益を得ることができます。
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「Bitcoin市場に売り圧力をかける2つのグループが消える理由」ジョー・バーネット氏

Bitcoinはこれまでに幾度か半減期を迎えていますが、これまでは、上場しているような大規模なマイニング会社というものは存在していませんでした。そして上場していないマイナーたちには、お手軽な資金調達手段がありませんでした。しかし現在では、RIOT、MARA、HUTMFの3社がBitcoinマイニング会社として上場しています。これらの上場会社というのは、公開市場で利用可能な資金を無制限に使うことができます。また、たとえ上場していない民間のマイニング会社であっても、事業資金として多額の資金を調達することができるようになりました。
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「金融界のエリートたちと実体経済を生きる人たちの差」Concoda氏

2007年8月9日(パリバショックの発生)以来、金融システムは分断されたままです。取引は依然として凍結されているため、なぜシステムが断片化してしまったのか、そしてなぜ回復できないのかということについては知り得ません。ウォールストリートとFRBはビジネスを続ける一方、実体経済界では何が起こったのかを知ることはありません。実体経済の人々が知り得ないような情報、つまり有利な「内部事情」を持っているのは金融界のエリート、つまり有力者たちだけです。今日の社会における大規模な富の不平等のほとんどを生み出しているのはレポ市場等のシャドーバンキングシステムであり、つまりそういうことなのです。
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「Bitcoinは既存金融システムよりも環境に悪いのか」アルベルト・ゲレロ氏

この世には数多のBitcoinよりも効率の悪いシステムが存在しています。たとえばクリスマスツリーの栽培はBitcoinよりはるかに多くの電力を消費していますが、クリスマスツリーは見た目が綺麗という以外に、あまり価値提供はしていません。クレジットカードによる取引も効率の悪いシステムの例です。クレジットカード取引は支払いレール(支払者から受取人にお金を移動する支払プラットフォームまたは支払ネットワーク)や銀行業務等を含む複雑な業務です。確かにクレジットカードは便利であり必要なサービスであはあります。しかし、このサービスにわずかなコストで取って代わることができる世界的な通貨にはとても太刀打ちできません。銀行も効率が悪いです。世界中には無数の銀行の支店があるということを考えてみてください。それらの支店には24時間365日稼働しているコンピューターがあり、エアコンの効いたオフィスがあります。また、支店へ行き来するために日々たくさんの人の移動が発生します。銀行はエネルギーの使用量が多く、取引単位でみた時の効率性が低いことは明らかです。
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Bitcoinで利益を上げた国別ランキングと分析:ファイサル・カーン氏

Chainalysisの手法では、まずは各暗号通貨取引所へのオンチェーンフローを測定してプラットフォームから引き出した時と受け取った時の資産価格の差を測定します。こうすることで、当該資産(ここではBitcoin)で得られた米ドルの利益の合計を概算できます。こうして算出された利益(または損失)を、各取引所のウェブサイトに占める各国のウェブトラフィック(Webサイトへの訪問者が送受信するデータの量)の割合に基づいて、国別の割合を出します。こうして算出された利益(または損失)を、各取引所のウェブサイトに占める各国のウェブトラフィック(Webサイトへの訪問者が送受信するデータの量)の割合に基づいて、国別の割合を出します。
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「Bitcoinは必須の投資対象になり得るか」7つのチャートから見える従来の投資対象との違い / スティーヴン・フェルスター教授

投資対象資産は売買のタイミングが非常に重要であるが、Bitcoinは価格変動が大きいため、他の資産に比べて一層タイミングが重要となる。Bitcoinは、従来の投資対象と比べてボラティリティが桁違いに高く、考えられるリターンに対してリスクが非常に大きい。Bitcoinは他の資産との相関性が低い。したがって従来の幅広い投資対象を扱ったポートフォリオにおいて、分散投資手段として機能できる可能性をもっている。Bitcoinの上昇率は、ドットコムバブル時のナスダック指数の上昇率の約20倍である。Bitcoinのバブルに比べれば、ドットコムバブルは微々たるものであったとすら言える。
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「Bitcoinロゴの誕生秘話とは?」フィル・ウィルソン氏が語るデザインの起源

いたるところに「B」が隠されています。例えば、全体の図形を作成する上で12.5%といった数値が多用されているのですが、この値は分数に直すと1/8になります。この「8」という数字は実は「B」の数字的な置き換えとして使用されているのです。「B」というのはBitcoinとBlockの頭文字です。画像
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FATF暗号資産規制ガイダンス改定案の要点:Chainalysis 寄稿記事

2021年3月19日、金融活動作業部会(Financial Action Task Force: FATF)は、加盟国が暗号資産のエコシステムをどのように規制・監督すべきかについて、2019年版ガイダンスの更新案を発表しました。もしFATFが本案を採用し加盟国が適用する場合、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)の定義は拡大され、多くのNon-custodialな暗号資産事業者までもAML/CFT規制の対象となります。Chainalysisは、金融犯罪を効果的に防止するための規制は支持しますが、今回のガイダンスの一部について懸念もあります。現時点で違法活動が認められないような新興の暗号資産市場に対してまで不合理な規制負担をかけることで、結果的に将来のイノベーションを阻害しかねないという点についてです。
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「Bitcoinの保有量は本当に一部に集中しているのか:成長を続けるクジラたち」Glassnode分析記事

本記事は、ブロックチェーン上のデータから暗号資産分析を行う企業、Glassnodeの「Glassnode Insights」の内容を、皆様に向けて有益な情報発信を行うために日本語へ翻訳し掲載したものです。原文の英語版はこちらをご覧ください。記事作成者 : ラファエル・シュルツクラフト氏 Glassnode 共同創設者兼CTO我々は、ネットワーク参加者全体のBitcoin分布量を分析しました。すると...
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2020年度の確定申告の注意点:クリプトリンク株式会社

執筆者:クリプトリンク株式会社 代表取締役 酒井 孝幸監修:税理士法人ファシオ・コンサルティング 代表・税理士 八木橋 泰仁2020年は一時期価格をさげたもの後半に向けてBTCを中心に大きく価格が上がったこともあり、利益を出された方も多いのではないでしょうか。確定申告の準備としては過去の記事をご参考にしていただければと存じますが、当記事では2020年度の確定申告について注意が必要な以下の2点につい...
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「確定申告を行いましょう:令和2年分」クリプトリンク株式会社

執筆者:クリプトリンク株式会社 代表取締役 酒井 孝幸監修:税理士法人ファシオ・コンサルティング 代表・税理士 八木橋 泰仁2月16日から個人所得税の確定申告が始まりました。2020年に暗号資産の投資をされた方は、必要に応じて確定申告を行うようにしましょう。今年の確定申告の提出期間は、緊急事態宣言発令のため令和3年2月16日(火)から令和3年4月15日(木)までとなっています。まずは、昨年の記事を...
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税金対策には、早めの損益計算と含み損のある暗号資産の損切り:クリプトリンク八木橋税理士

結構な額の税金がかかってくるとお分かりになるかと思います。この税金を減らすために、年末までの行動が重要になります。ここでポイントになるのが、暗号資産(仮想通貨)の損益は翌期に繰り越すことができない 、暗号資産(仮想通貨)の損失は雑所得のため他の収入と合算ができない、ということになります。暗号資産(仮想通貨)の取引によって生じた損益は、今年出せる暗号資産(仮想通貨)による損益でうまく調整することが重要である、ということになります。
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ダークネットマーケットSilk Roadからの10億ドル相当の暗号資産差押え:Chainalysis 寄稿記事

2020年11月5日、米国司法省は、10億ドルを超える相当額の暗号資産の差押えの訴状を提出しました。これは、デジタル資産の差押えとしては過去最大の規模です。具体的に押収された資産は、約69,370.22491543ビットコイン(BTC)、69,370.10730857ビットコインゴールド(BTG)、69,370.10710518ビットコインSV(BSV)、69,370.12818037ビットコインキャッシュ(BCH)です。法執行機関はChainlysisのツールと捜査協力により、初期のダークネットマーケットとして著名だったSilk Roadにつながる最大の暗号資産ウォレットを突き止め、ブロックチェーン上の証跡からの手がかりを掴むことができました。