Wally F

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「身分証明書をもたない発展途上国の人々」ノースカロライナ大学 ニル・キシェトリ教授 ②

身分証明書をもっていないため自分が誰かを証明できない人々がいるということが、多くの発展途上国に共通する大きな課題です。最大の問題点は、これが人々の財政に悪影響を与えるということです。しかも、身分証明書があったとしても1種類だけでは不十分かもしれません。ネパールをはじめとして、発展途上国の中には、銀行口座の開設に運転免許証や雇用証明書など、4種類の異なる身分証明書の提示を求めるところがあります。今の時代において、身分証明書は非常に重要です。しかし世界中で、約10億人もの人が、身分証明書を持っていないと言われています。これに加えて、34億人ほどの人が、何らかの身分証明書を持っているものの、オンラインで機能しないため意味がないという状況です。
お知らせ

2020年度「年間取引報告書」データ準備期間について

※ 年間取引報告書の作成完了時期を一部変更いたしました。いつもBTCBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。当社では、12月31日16:00より2020年度の年間取引報告書作成の準備のため、「年間取引報告書」のご利用を一時停止させていただきます。詳細は下記をご確認ください。2020年度「年間取引報告書」の準備期間・準備期間:2020年12月31日 16:00 PM〜2021年1月下旬上記...
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「バーチャル空間のデジタル不動産」人気ゲーム The Sandbox COO セバスチャン・ボルジェ氏にインタビュー ①

ゲーム業界には、収益化戦略として3種類の伝統的なビジネスモデルがあります。1つ目のモデルはゲーム全体を購入させることです。ゲーム機を買う、もしくはオンラインでゲームをダウンロードすることで、それ以降一切追加購入なしで、完全なゲームをプレイすることができます。これが、コンシューマーゲーム(Console Game)と呼ばれるものです。以前は60ドル前後でゲーム機が売られていました。コンシューマーゲームの場合、購入して、プレイして、それで終わりです。
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「ルツェルン応用科学芸術大学のブロックチェーン課程」SEBA Bank マルセル・ハーマン氏 ②

IT部の学士課程では、ブロックチェーン、コンセンサスアルゴリズムがどのように機能するかといった仕組みや、分散化、分散型台帳、そして計算に関連するあらゆるメカニズムについて深く掘り下げます。このような内容を教えている大学は実は他にもあり、数年前からこういったコースを取り入れるようになってきました。他の大学では、この分野はビジネス的な観点からアプローチされることが多いです。教育課程の構成要素は大きく分けて4つあります。まず1つ目は、ブロックチェーン技術の基礎です。ブロックチェーン技術について深く掘り下げ、参加者が基本的なことを理解できるようにします。
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「ゲームプラットフォームこそ次世代のSNS」Lightning Labs デシレー・ディッカーソン氏 ②

父もよくゲームをしていた影響で、私は小さい頃からずっと、ビデオゲームで遊んできました。ゲームが本当に得意な人の中には、信じられないほどの時間とお金をかけてプレイしている人もいて、私はそういう人を何人か知っています。彼らはゲームに勝つと、そのゲームに固有のゲーム内通貨を受け取ることができ、その通貨はゲーム内に残ります。そうすると、ゲーム内でしか使えない無駄なポイントをたくさん保有することになります。しかし、ゲーム内で稼げるポイントがSatoshi(Bitcoin)だった場合、それはゲーム内でしか使えないポイントでなはく、ライトニングウォレットに入れて実際に使うことができます。
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「ブロックチェーンを活用したベーシックインカム」ゾルタン・イシュトヴァン ③

私はユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)を支持しています。リバタリアン的な方法でこれを実行するには、アメリカ合衆国の保有する200兆ドルもの手付かずの森林や、採鉱施設などの連邦地を取得します。これらの連邦地は、自然保護のために保存されています。カリフォルニアでは約25%の人が貧困に面しています。つまり、何百万人もの子供たちが、夜にお腹をすかせているのです。アメリカにこんなに空腹の子供がいるのは予想外かもしれませんが、実は毎晩1,000万から1,500万人の子供がお腹をすかせているのです。そこで、天然資源の一部を利用して人々に分配することで貧困に対処したいです。一連のプロセスを実行に移すために、そして完全に透明なものにするために、暗号通貨、または同様の何かを使用することに関しては全く抵抗ありません。
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「Bitcoin開発資金調達の難しさと開発者の収入」マサチューセッツ工科大学 DCI タデウス・ドライジャ氏 ②

この業界の規模は大きくなり、10億ドル規模の業界まで成長しましたが、業界自体は変化していません。この業界で働いても、大きなお金を稼ぐことはできず、オープンソースのプロジェクトであることに変わりはありませんし、無償で働いている人もいます。幸いなことに、Bitcoinのコア開発に取り組んでいる研究者のための資金源はいくつかあります。例えば、ニューヨークのChain Code labsは、いくつかのBitcoinコア開発者に資金提供をしています。Blockstream、MIT DCI、Square Cryptoなどは、ライトニングネットワークに取り組んでいる人が最も多く、東京のDigital Garage、そして他にも、非常に多くの企業がエンジニアリングリソースと資金提供に貢献しています。
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「なぜ暗号通貨の詐欺に遭ってしまうのか」人気YouTuber ラーク・デービス氏 インタビュー ③

暗号通貨で詐欺が行われるのは、非常に残念なことです。例えば、クリプト・クイーンの事件は最も恐ろしい詐欺の1つです。新しいテクノロジーが出てくるたびに、それに対する理解の欠如を悪用しようとする人が現れます。このようなことは数え切れないほど何度も起こっていて、昨年は、100万ドルを超える規模のOneCoinやPlustokenなどの詐欺が複数ありました。Bitconnectというプロジェクトでは、10億ドル以上ものお金が集められました。
寄稿記事

税金対策には、早めの損益計算と含み損のある暗号資産の損切り:クリプトリンク八木橋税理士

結構な額の税金がかかってくるとお分かりになるかと思います。この税金を減らすために、年末までの行動が重要になります。ここでポイントになるのが、暗号資産(仮想通貨)の損益は翌期に繰り越すことができない 、暗号資産(仮想通貨)の損失は雑所得のため他の収入と合算ができない、ということになります。暗号資産(仮想通貨)の取引によって生じた損益は、今年出せる暗号資産(仮想通貨)による損益でうまく調整することが重要である、ということになります。
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「暗号通貨メディアでの経験」Bitcoin Magazine アーロン・ヴァン・ウィルドゥム氏 インタビュー ①

暗号通貨のメディアで働くのは面白い経験でした。私はBitcoin Magazineで5年間働いてきました。このうち何年かはとても面白い年でした。何度かの価格の急上昇や、スケーリングに関する論争の数々など、様々なフェーズを見てきました。現在私はBitcoinの歴史家になりつつあります。このように、私は人として、そしてライターとして日々変化していますし成長しています。こうして様々な分野で活動できるのはとてもいいことだと思います。そしてBitcoin Magazineのチームは、興味感心の高い分野を追ったり書いたりする自由を与えてくれています。
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「Bitcoin Magazineとはどのような存在か」Bitcoin Magazine 運営責任者 ジョン・リギンズ氏(全インタビュー記事)

Bitcoin Magazineは、Bitcoinのバイブルとも言うべき存在です。業界の成功者によって執筆されたBitcoinの初期段階の文章も掲載されていますし、Bitcoin史の中でも最高級の、技術に関する古い記事もあります。それから、私がBitcoinの最高のテクニカルライターの1人として尊敬しているアーロン・ヴァン・ヴィルドゥム氏は最近、Coindeskの編集長を長い間務めていたピート・リゾ氏と共同執筆で、"The Untold Story of the First Bitcoin War”(最初のBitcoin戦争に関する知られざる物語)という素晴らしい記事を書きました。
お知らせ

ビットコインキャッシュ(BCH)の 入出庫再開に関するお知らせ

いつもBTCBOXをご利用いただき、誠にありがとうございます。弊社では、ビットコインキャッシュ(BCH)の入出庫を一時停止しておりましたが、先程入出庫を再開いたしました。ご不便をおかけして申し訳ございませんでした。当社ではBCHN(Bitcoin Cash Node)をサポートしております。BCH ABCの入金はできかねますので、予めご了承ください。万が一入金された場合、弊社では責任を負いかねます...
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「ウクライナが受けたサイバー攻撃と若手ハッカー」Hacken CEO ドミトロ・ブドリン氏 インタビュー ①

2017年のサイバー攻撃をうけて、ウクライナ政府機関のノートパソコンの約4割がウイルスに襲われました。多くの人が被害を受け、多くの情報が失われました。被害が大きくなった原因は、多くの人が共通の1つのローカル勘定ソフトを使用していたことでした。使用されていた勘定ソフトというのは、政府の確定申告プログラムだったのですが、かなり使いやすいものでした。プログラムを組んだ人たちのことも、個人的に知っています。とても素敵なプログラマーたちです。
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「SIMスワップ詐欺の恐ろしさと問題点」ハシブ・アワン氏 インタビュー

「SIMスワップ詐欺」とは、ハッカーが被害者の電話番号情報を乗っ取り自分たちの管理するSIMカードに入れてコントロールする詐欺です。もっとわかりやすく言ってしまえば、携帯電話の乗っ取りです。SIMスワップ詐欺では、ハッカーはまずターゲットになりすまして、キャリア会社のカスタマーサービス担当者を説得して、新しいSIMカードに番号をスワップしてもらう必要があります。より巧妙なケースだと、カスタマーサービス担当者に賄賂を渡して、SIMスワップ詐欺を行うこともあります。私は何回かSIMスワップ詐欺の被害に遭い、複数回アカウントを乗っ取られました。被害に遭った私は、パズルを解くかのごとく、自分の状況を自分で解決していきました。解決する際、もっていたテレコミュニケーションの知識を実践に移すことができました。こうして私は自分で問題を解決できたのですが、多くの人が、同じように問題を解決してほしいと言ってくれました。その規模は徐々に大きくなり、いつの間にかefaniを設立していました。
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「ブロックチェーンでグローバルなアート収集を可能に」SuperRare CEO ジョン・クレーン氏 インタビュー ①

NFT(非代替性トークン)とはトークンの規格の一種です。NFTの最大の特徴は、固有のIDをもつ点です。NFTを発行すると、固有のIDが得られます。固有IDがあると、特定のトークンを、誰がどこで使っているのかを具体的に知ることができます。誰かに送った場合でも、転送されたということを追跡できます。このNFTのもつ固有IDという特徴が、アートの世界にとって魅力的なところです。NFTはその性質上、アートの来歴を追跡することを可能にします。つまり、誰によって所有されていたのか、いつ創作されたのか、本物かどうか、といった情報を知ることができるのです。これらの情報を確認することで、アートによくある偽物の問題を減らすことができるのです。
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「暗号資産の発行元がコインを保有するモラルの問題とは」Litecoin創設者 チャーリー・リー氏(全インタビュー記事)

自分のコインを保有するのが、モラルに反しているとは思いません。たしかにLitecoinを作った時、私は自分にコインを分配しませんでした。しかし人々が何と言おうと、Litecoinは私の創造物なので、たとえコインを自分に分配していなくとも、Litecoinとは運命共同体なのです。もしもLitecoinが成功すれば、私にとっては良いことです。金銭的な利害関係だけが、作り手とコインの関係ではないということです。自分のコインを保有してしまうと、作成者にとっては、かえって自分とコインの利害が食い違ってしまう可能性さえあります。
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「バーチャル空間のデジタル不動産」人気ゲーム The Sandbox COO セバスチャン・ボルジェ氏(全インタビュー記事)

ゲーム業界には、収益化戦略として3種類の伝統的なビジネスモデルがあります。1つ目のモデルはゲーム全体を購入させることです。ゲーム機を買う、もしくはオンラインでゲームをダウンロードすることで、それ以降一切追加購入なしで、完全なゲームをプレイすることができます。これが、コンシューマーゲーム(Console Game)と呼ばれるものです。以前は60ドル前後でゲーム機が売られていました。コンシューマーゲームの場合、購入して、プレイして、それで終わりです。
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「スノーデンはヒーロー」ナオミ・ブロックウェル氏 インタビュー ③

私はエドワード・スノーデンの大ファンで、彼の本やポスターを部屋に飾っています。彼は政府の違法行為を暴いて社会に大きく貢献しました。2013年のスノーデンの暴露以来、NSAのような組織が、違法な監視の罪を犯していることが、訴訟を通して明らかになっています。何が起きているのか知らなければ、これらの組織に責任を問うことはできません。スノーデンはヒーローだと思います。彼は本当に難しい決断をして、世界に情報を提供するために莫大な犠牲を払いました。しかし多くの人は依然として監視社会に非常に満足していて、その社会は私たちを暗黒の道へと導いています。
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(本キャンペーンは終了しました)【かんたん売買で40名様に5,000円が当たる】冬のボーナスおすそわけキャンペーン

BTCBOXでは、『かんたん売買で40名様に5,000円が当たるキャンペーン』を実施しております。初心者の方でも簡単に暗号資産が取引できる『かんたん売買』を利用してビットコインを売買されたお客様の中から抽選でプレゼントを差し上げます。
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「投資におすすめの本」アレッシオ・ラスターニ氏 著名テクニカルアナリスト ②

チャートの読み方を学び、トレードをする上でおすすめな本は、スティーブ・ニソンの「陰線陽線:日本式ローソク足チャート術(Japanese Candlestick charting Techniques)」です。日本のローソク足のパターンを全て知っている必要はありません。私が最もよく使うのは、ハンマー、流れ星、強気の巻き込みパターン、そして弱気の巻き込みパターンです。先ほどご紹介した本は、手始めに読むのに最適です。