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「ウォレット秘密鍵の復元成功率は?」David Bitcoin・Wallet Recovery Services (全インタビュー記事)

復元には様々な要素があります。初期の頃は、主にBitcoin Coreという1種類のウォレットがあって、その秘密鍵の復元しか手がけていませんでした。しかし現在ではウォレットの種類も多様化しています。したがって我々もできるだけ多くのウォレットに対応できるようにしています。まず初めのステップは、ウォレットがサポートされている種類のものかどうかを把握することです。お客様から十分な情報を得てから、その先に進むようにしています。次のステップとして、お客様からパスワード候補についてのアイデアを得る必要があります。たとえば、どのような法則性があるのか、どういった言葉をよく使うのか、といったようなアイデアです。
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「IntoTheBlockで見られるブロックチェーンのデータ」IntoTheBlock コンタスチ氏、ガラティ氏(全インタビュー記事)

この指標は、ある資産で流通しているトークンのうちの「ホエール」や「ラージアドレス」が保有している割合を示します。この指標を参照すれば、たとえば集中の度合いが高い暗号資産に投資することでどれくらいのリスクを負うことになるかを知ることができます。指標をみてみると、現時点においてBitcoinの総供給量の約10%が比較的母数の少ない大規模なプレーヤーに集中しているということがわかります。たとえばEthereumではこの数値は約40%まで上がります。したがってBitcoinは他の暗号資産と比較して集中度合いが比較的低いということが分かります。
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「なぜビットコインを買うのか」著者 アンディ・エドストローム氏(全インタビュー記事)

Bitcoinが動き続けているかどうかということは常に注目して見ています。もしもトランザクションが実行されないということが頻繁に発生したり、日々何十億ドル分もの価値を動かすということがなくなったりしたら、懸念すべきだと思います。また、長い間使われてきたコードにもしもバグが発見されるようなことがあれば、これも大きな懸念となります。Bitcoinについて考える上では、政府の動きをみることも重要です。予算が足りなくなった時に、政府はお金を増刷するでしょうか、それとも予算のバランスをとろうとするでしょうか。もしも政府が現在の過剰支出をやめれば、Bitcoinにとってはあまり芳しくない状況となります。なぜなら、法的通貨と比較しての魅力が薄れるからです。
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「なぜロビンフッド事件は起こったのか」SkyBridge Capital創業者 アンソニー・スカラムッチ氏(全インタビュー記事)

私は33年間ウォール街にいたので、ロビンフッド事件についてはよく知っています。私がゴールドマン・サックスで最初に学んだことは、決済がどのようにして行われるのかということ、そして証拠金要件は何のためにあるのかということです。米国における証券預託機関である、DTC(Depository Trust Corporation)という規制機関があります。この機関は国際市場、特にウォール街の取引の流れや清算の規制を担当しています。2021年1月最終週のあたり、ゲームストップ株の取引では次のようなことが起こっていました。
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「本当にインフレは起きているのか」セントルイス連邦準備銀行 デイビッド・アンドルファット氏(全インタビュー記事)

多くの若者がこの金融技術を革命的だと捉えています。しかし実際にはこれはデータベース管理システムの継続的な進化の一部に過ぎないと思っています。1971年に母と初めてイタリアに行ったとき、私は10歳でした。当時はバンクーバーからイタリアへ行く前に、電話帳を入手して旅行代理店のトーマス・クックや、トラベラーズチェックを発行してくれるアメックスの場所を探さなければなりませんでした。トラベラーズチェックは、カナダドルをイタリアリラに交換するために必要でした。そしてこのトラベラーズチェックは、イタリアの所定の銀行で両替をしてもらう必要がありました。さらにこれが発行されるまでには時間が2〜3週間もかかり、費用もかなりかかりました。イタリアへ到着すると、トラベラーズチェックの業務を行って両替してくれる銀行まで50kmありました。叔父が我と母をその銀行まで連れていってくれました。 
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「なぜ16億ドル以上のBitcoinを購入したのか」MicroStrategy CEO マイケル・セーラー氏(全インタビュー記事)

Bitcoinの最も重要な特徴は、熱力学的(Thermodynamically)に健全なシステムあるという点です。Bitcoinは、2100万枚以上のコインが存在しないという、閉鎖的な熱力学システムです。コインを失うということ以外で、コインを新たに追加したり削除したりすることはできません。これはつまりデフレ的なシステムなので、そこにエネルギーを足すことか、エネルギーを奪うことしかできません。温めるか冷やすかのどちらかしかないのです。Bitcoinの強みは、史上初の健全な貨幣ネットワークであるということです。
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「Ethereumを活用したネームシステムで可能になること」ENS ブラントリー・ミレガン氏 インタビュー

ENSは、人間の使用する名前をコンピュータの識別子に変換することを目的につくられました。コンピュータにとって意味のある識別子とは、たとえば暗号通貨のアドレスや IP アドレスのように、自動的に生成された数字と文字からなる長い羅列です。このようなアドレスはソフトウェアには適していますが人間には不向きです。ところが我々の使う言語で書いてしまうと、今度は人間にとってはいいのですが、コンピュータが識別できなくなってしまいます。ENSはこのギャップを埋め、人間は人間の読める名前、コンピュータはコンピュータが生成した識別子を使用することを可能にします。
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「政府による合法的略奪とBitcoinの競争力」 ロバート・ブリードラブ氏(全インタビュー記事)

バイデン政権の下で何かしらの変化があるとは思っています。しかし変化があったとしても、この政権も結局は中央銀行に忠誠を誓っている人たちです。彼らは皆、中央銀行の利益のために奉仕しています。だからこそ、上院で敢えて議論されていないような話題があります。たとえば貨幣の独占について、そしてそれがいかに人々から経済的に搾取しているかということについて話されることはありません。これは民主党でも共和党でも何党でも同じです。
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「SIMスワップ詐欺の恐ろしさと問題点」ハシブ・アワン氏 インタビュー

「SIMスワップ詐欺」とは、ハッカーが被害者の電話番号情報を乗っ取り自分たちの管理するSIMカードに入れてコントロールする詐欺です。もっとわかりやすく言ってしまえば、携帯電話の乗っ取りです。SIMスワップ詐欺では、ハッカーはまずターゲットになりすまして、キャリア会社のカスタマーサービス担当者を説得して、新しいSIMカードに番号をスワップしてもらう必要があります。より巧妙なケースだと、カスタマーサービス担当者に賄賂を渡して、SIMスワップ詐欺を行うこともあります。私は何回かSIMスワップ詐欺の被害に遭い、複数回アカウントを乗っ取られました。被害に遭った私は、パズルを解くかのごとく、自分の状況を自分で解決していきました。解決する際、もっていたテレコミュニケーションの知識を実践に移すことができました。こうして私は自分で問題を解決できたのですが、多くの人が、同じように問題を解決してほしいと言ってくれました。その規模は徐々に大きくなり、いつの間にかefaniを設立していました。
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「バーチャル空間のデジタル不動産」人気ゲーム The Sandbox COO セバスチャン・ボーゲット氏(全インタビュー記事)

ゲーム業界には、収益化戦略として3種類の伝統的なビジネスモデルがあります。1つ目のモデルはゲーム全体を購入させることです。ゲーム機を買う、もしくはオンラインでゲームをダウンロードすることで、それ以降一切追加購入なしで、完全なゲームをプレイすることができます。これが、コンシューマーゲーム(Console Game)と呼ばれるものです。以前は60ドル前後でゲーム機が売られていました。コンシューマーゲームの場合、購入して、プレイして、それで終わりです。
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「なぜEthereum上でBitcoinを発行するのか」BitGo キアラシュ・モサイェリ氏 インタビュー

Bitcoinでできることはいたってシンプルです。資産を送ったり受け取ったりできます。ところがEthereumは、スマートコントラクトを介してプログラムが可能なお金であり、この機能がEthereumのエコシステム上に出てくる多くの金融アプリケーションを生み出しました。この包括的なエコシステムがDeFiと呼ばれるものです。しかし、Ethereumエコシステムにすでに存在しているアセットにしかアクセスできないという制約がありました。つまり、Ethereumブロックチェーン上にないアセットのために、金融アプリケーションを使用したい場合は、アセットをまずトークン化しなければならないということです。信じられないことですがBTCさえもトークン化しなければいけないのです。 例えば、Compound、MakerDAO、Aaveのような金融アプリケーションでは、ETHやステーブルコインを貸し借りできます。しかし、これらのアプリケーションにBitcoinを持ち込むことはできません。そこで、Bitcoinを表すトークンを作成して、これらの金融アプリケーションで使用できるようにする仕組みが必要になります。それがWBTCの活用事例です。
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「ブロックチェーンでグローバルなアート収集を可能に」SuperRare CEO ジョン・クレーン氏(全インタビュー記事)

NFT(非代替性トークン)とはトークンの規格の一種です。NFTの最大の特徴は、固有のIDをもつ点です。NFTを発行すると、固有のIDが得られます。固有IDがあると、特定のトークンを、誰がどこで使っているのかを具体的に知ることができます。誰かに送った場合でも、転送されたということを追跡できます。このNFTのもつ固有IDという特徴が、アートの世界にとって魅力的なところです。NFTはその性質上、アートの来歴を追跡することを可能にします。つまり、誰によって所有されていたのか、いつ創作されたのか、本物かどうか、といった情報を知ることができるのです。これらの情報を確認することで、アートによくある偽物の問題を減らすことができるのです。
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「ハードウェアウォレットの悲劇的な事件」Hacken CEO ドミトロ・ブドリン氏(全インタビュー記事)

2017年当時、人々はハードウェアウォレットに資産を保管していました。そんな中、大規模なハッキング被害に遭い、ハードウェアウォレットに保管していた約6000万ドル相当の資産を失ってしまった人がいます。ハッカーは、被害者の使っているウォレットの種類を特定し、そのウォレット用の偽ソフトウェアアップデートを作って攻撃しました。被害者はアップデートメッセージが、ウォレット公式からのものではないことに気がつきませんでした。しかしメッセージは偽物だったため、ソフトウェアを開いても公式ホームページにつながりませんでした。ところがそれでも被害者は気が付かずアップデートに対して「はい」をクリックしてしまったのです。
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「Avalancheプロトコルの誕生」コーネル大学教授 のエミン・ギュン・シラー氏にインタビュー

すべての始まりは、斬新なコンセンサスプロトコルに取り組んでいたTeam Rocketというチームから受け取った一つの論文からでした。私と学生はすでに、ナカモト・コンセンサスや古典的なコンセンサスよりも軽量なプロトコルの研究に取り組んでいて、今までにないユニークなものでありつつもBitcoinのように保証性を備えたアプローチを探していました。Team Rocketの論文草稿を見て、私たちの研究が大躍進を遂げようとしていることに気づきました。Avalancheはプルーフ・オブ・ワークやマイニングではなく、サブサンプリングに基づく確率論的コンセンサスを利用しています。Bitcoinのように安全で予測可能という特徴を残しつつ、中央集権になってしまうことやパフォーマンスの低下など、今までの古典的なコンセンサス特有の問題を解決することができました。
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「暗号通貨メディアでの経験」Bitcoin Magazine アーロン・ヴァン・ウィルドゥム氏(全インタビュー記事)

暗号通貨のメディアで働くのは面白い経験でした。私はBitcoin Magazineで5年間働いてきました。このうち何年かはとても面白い年でした。何度かの価格の急上昇や、スケーリングに関する論争の数々など、様々なフェーズを見てきました。現在私はBitcoinの歴史家になりつつあります。このように、私は人として、そしてライターとして日々変化していますし成長しています。こうして様々な分野で活動できるのはとてもいいことだと思います。そしてBitcoin Magazineのチームは、興味感心の高い分野を追ったり書いたりする自由を与えてくれています。
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「​銀行のお金に何が起こっているのか」投資アナリスト リン・オールデン氏 (全インタビュー記事)

歴史的にみると通貨の切り下げが起きていて、政府がお金を印刷したり、金利がインフレ率を下回る期間が長く続くと、時間の経過とともにゆっくりと富が削られていきます。このように、不換紙幣が切り下げられている時期においては、希少価値の高い資産が非常に良いパフォーマンスをします。したがって、金や銀でも、株式や不動産でも、あるいはBitcoinでも、いずれの資産を考える場合でも、不換紙幣の切り下げの歴史を振り返り、なぜ特定の時期に切り下げが起こりやすいのか、起こる時期と起こらない時期の違いを知ることが重要だと思います。
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「DJから暗号通貨トレードの世界へ」人気ポッドキャスター スコット・メルカー氏(全インタビュー記事)

2012年にDJライブのお金をBitcoinで払おうとした人がいたのですが、その時にはじめてその言葉を耳にしました。Bitcoinが何なのかわからなかったため拒否しました。詐欺だと思ったのです。これが人生の中で一番の後悔かもしれません。2017年からバブルが弾けるまでの間、私は暗号通貨の熱狂的なゲームに巻き込まれました。とても過酷なゲームであったにもかかわらず、離れられなくなってしまいました。たくさん売ってもなお、この虚しい市場でのトレードを続けようとしていました。
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「人気ポッドキャスト:What Bitcoin Did」ピーター・マコーマック氏にインタビュー(全インタビュー記事)

このポッドキャストのメインテーマは、私自身が日々葛藤しているような問題です。なので、Bitcoinに限った話ではなく、Bitcoinと、それに関連したトピックを取り上げています。主に政治や経済といった、不平等な問題について議論しています。他の人のためというよりは、常に私自身が本当に気になっている話題についてのポッドキャストです。興味深いトピックを見つけたらそれについて取り上げます。時々、ツイッターで論争が繰り広げられているのを見ますが、皆自分の戦っているものについて、お互いに声をあげています。論争されているトピックの中には、本当に大切でもっと議論されるべき話題があります。
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「ロシア語圏の暗号通貨コミュニティ」Forklog CEO アナトーリ・カプラン氏(全インタビュー記事)

ロシア語圏の暗号コミュニティはロシア以外の様々な国を含みます。ロシア、ウクライナ、ベラルーシをはじめとし、キルギスやカザフスタン、アゼルバイジャン、エストニア、グルジア、ラトビア、リトアニア、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンなどのロシア語圏の国々がコミュニティに含まれています。これらの国には歴史的なつながりがたくさんありますが、似通った国々であると言ってしまうと、政治的な理由から、一部の人を傷つけたり、争いごとの引き金になったりすることがあります。
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「香港におけるライセンス問題」香港ビットコイン協会 共同創設者のレオ・ウィーズ氏(全文インタビュー記事)

香港では、例えば円からドルへの両替を行う場合などに、送金業務のライセンスが必要となります。こういった通貨の交換業務を行う際に必要となる金融業務ライセンスですが、実は制限が緩いため比較的簡単に取得することができます。ビジネスに対して規制が存在しているということは、そのビジネスにおいて期待されている役割が明確にあるということです。Bitcoinビジネスもそういうビジネスで、規制があって期待される役割があるはずです。ところが香港のライセンス部門及び関税部門では、暗号通貨ビジネスとそれ以外の通常のビジネスは別物だとしています。暗号通貨ビジネスとそれ以外のビジネスは別々に管理されなければならず、この異なる2種類のビジネスを平行して行ってはならない、ということが非常に明確にされました。