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ドージコインとは?どんな所で使われている?初心者向けに徹底解説!

暗号資産の中でも非常に注目度、知名度が高く、元々はインターネット・ミームであった柴犬がモチーフとなっている草コインです。

イーロン・マスク氏などがツイートしたことなどをきっかけに非常に多くの人に知れ渡ることになった仮想通貨です。

この記事では、そんなドージコインについて、どんな特徴があるのか、実際にどこで使われているのかについて初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

ドージコインとは

ドージコインとは、2013年12月6日にソフトエンジニアであったビリー・マーカス氏とジャクソン・パルマー氏によって作られた暗号資産です。

元々は、当時値動きの激しかったビットコインを風刺する意図によって作られたジョークコインでした。

ミームと呼ばれるインターネットのネタ画像であった柴犬をモチーフとした「Doge」が元になっていて、それがドージコインに描かれている柴犬の所以となっています。

技術的な面ではライトコインがベースとなっていて、ビットコインとは異なるハッシュの計算技術が使われているため、ビットコインをマイニングするのに必要な高性能なコンピューがなくてもマイニングに参加することができます。

2021年1月にイーロン・マスク氏に取り上げられたことをきっかけに価格が高騰し、世界中で一気にその知名度を広げました。

それらの影響もあり、ジョークで作られたにもかかわらず、現在では時価総額が10兆円を超える規模へと成長しており、草コイン、アルトコインの代表的な存在と言えるでしょう。

ドージコインの特徴

承認方式や仕組みの点において、ビットコインと非常に似た特徴を持っていますが、決済スピードが早いことや、発行枚数に上限がないこと、またオンラインショップで決済出来る(後に詳しく解説)ことが特徴となっています。

それぞれ簡単に解説していきます。

ビットコインとほとんど同じ仕組み

ドージコインは元々ビットコインをベースにして作られたライトコインを元に作られているためビットコインとほとんど同じ仕組みを採用しています。

ビットコインの承認の仕組みにはプルーフオブワーク(PoW)を採用しており、マイニングされる仕組みも同じです。

発行枚数に上限がない

ビットコインは発行枚数に上限(2100万枚)がありますが、ドージコインにはこの発行枚数上限がありません。

ビットコインと非常に似た仕組みを採用していながらもこの点には違いがあります。

決済のスピードが早く取引コストが低い

ビットコインは決済に時間が掛かるという問題点を抱えているのに対し、ドージコインは決済の時間が短いことが大きな特徴となっています。

ブロックチェーン技術を使う暗号資産において、その取引スピードを左右するのはブロックの生成速度です。

ビットコインは一つのブロックを生成するのに10分かかりますが、ドージコインは1分でブロックを生成できます。

また2021年6月の取引手数料のアップデートによって、元々安いとされていた手数料はさらに安くなりました。

手数料の安さは少額での決済にも使いやすいことから使い勝手の面においても非常に優れていると言えるでしょう。

このように決済に関わる時間が短いことや、送金のコストが低いことはドージコインの非常に大きな特徴の一つです。

ドージコインを使って買い物が出来る

ドージコインの大きな特徴の一つが、オンラインショップでドージコインを使って買い物が出来るという点です。

DogeMarketというオンラインショップサイトで利用できます。

詳しくはこの後の項目で解説します。

ドージコインが使われている場所

元々はジョークコインとして生まれたドージコインですが、実際の決済や商品の購入などにに使うことが出来る場所があります。

その一つが上記でも紹介したDogeMarket(ドージマーケット)というオンラインのマーケットサイトです。

アメリカの有名な掲示板サイトであるReddit(レディット)内にあり、Amazonギフトカードとの交換や商品の購入にドージコインを使うことが出来ます。

また以前より自らを「Dogefather」と名乗るなど、ドージコインのファンであることを公言し、そのツイートによってドージコインの価格を上昇させてきたイーロン・マスク氏率いるテスラでもドージコインを使った決済が可能です。

オンラインショップでは一部の商品についてドージコインによる購入が可能となっているだけでなく、スーパーチャージャー(テスラの急速充電設備)でもドージコインによる支払いの準備を計画するなどその受け入れは着実に進んでいます。

さらにスポーツ界においてもMLBのオークランドアスレチックスやNBAのダラスマーベリックスがチケットの支払いにドージコインを受け入れるなど様々な分野でその存在感を着実に高めつつあると言えるでしょう。

現状、日本ではドージコインによって決済が可能なサービスはありませんが、時価総額の大きさや知名度を考えれば、新たに登場する可能性がないとは言い切れないので今後の動向に注目しましょう。

まとめ

ビットコインを風刺するというジョークで作られたドージコインですが、その人気と広がりによって2022年には今後の展望をまとめたトレールマップが発表されました。

これにより明確な方針や開発環境の整備などが進み、さらなる活用や開発が進んでいくことが期待できるでしょう。

今後ドージコインが実用的になっていくのか、その時の価値、価格がどのように推移しているかなど、しっかりと注視しておく価値のあるコインなのではないでしょうか。

   

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記事執筆(コンセンサス・ベイス株式会社)

コンセンサス・ベイスは、国内初のブロックチェーン技術の専門企業として事業を展開しており、専門的な知識と技術を持った企業としてアドバイス、コンサルティング、開発、教育を行っています。

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