2023年、暗号資産業界では様々なイベントが開催されました。
国内ではIVS京都やETHGlobal Tokyo、WebXなど、日本人だけの参加にとどまらず、海外のトッププロジェクトや著名人も参加するなど、かなりの盛り上がりを見せました。
そこで、今回の記事では現時点で開催が決定されている2024年、暗号資産イベントを中心に紹介していきます。
2024年暗号資産の注目イベント
Japan Web3 Week 2024
日程: 2024年02月20日(火)~ 2024年02月22日(木)
場所: 東京ビッグサイト
「Japan Web3 Week 2024」は、テクノロジー、コンテンツ、そして企業の素晴らしい組み合わせをテーマに、新しいWebの形、通称「Web3」の発展をサポートすることを目的にしたイベントです。Web3は、日本の有名なコンテンツカルチャーと相性が良く、これからの時代における重要なキーワードとして注目されているとしています。このイベントは、最新の技術やビジネスのチャンスを探している企業や個人が、新しいアイデアや情報を共有し合う場として設計されています。オンラインプラットフォームを活用して、参加者は事前に展示情報をチェックしたり、ウェビナーを視聴して情報を収集できます。そして、実際のイベント会場では、さまざまな製品やソリューションを直接体験することができ、出展企業との対話を通じて、自分たちのニーズに合った最適な選択を見つける手助けとなります。
さらに、このイベントでは、業界のトップ企業のリーダーたちがセミナーを開催します。これにより、最新のトレンドや業界の動向を学ぶことができ、自社のビジネス展開や課題解決の参考にすることができます。
暗号資産やWeb3の初心者の方々にとって、このイベントは新しい知識や情報を得る絶好のチャンスです。興味を持った方は、是非参加してみてください。
参考: https://www.bizcrew.jp/expo/web3-tokyo
TEAMZ WEB3/AI SUMMIT
日程: 2024年4月10日(水)~ 11日(木)
場所: 虎ノ門ヒルズ フォーラム
「TEAMZ WEB3 / AI SUMMIT 2024」は、WEB3とAIのエキスパートを世界中から招き、日本の市場や世界の動向を理解し、これらの分野でのビジネスの拡大を後押しすることを目的としたイベントです。サミットのスローガンとして「WEB3 / AI、The Future」が採用され、WEB3の今後の進展やAIの利用が生む未来の社会や経済についての活発な議論が期待されます。コンテンツとしては、世界中のWeb3とAIの領域の先駆者や既に業績を上げている多種多様なスピーカーを集めた講演、パネルディスカッションを行う予定。また、サミットの閉会には、交流の機会としてレッドカーペットも用意されており、ドレスアップした姿で食事やドリンクも楽しめるようです。更には、VIPでは、サミットに参加したスピーカーやパネリストも参加する場が設けられ、そこでは直接コミュニケーションが取れるようです。サミット開催期間中には、様々なサイドイベントも開催予定なので、有識者たちと密なコミュニケーションを取れる絶好な機会であるイベントともいえます。
WebX 2024
日程: 2024年8月28日(水)~ 29日(木)
場所:ザ・プリンスパークタワー東京
WebX 2023は、Web1、2業界と新たなWeb3業界の間の連携を強化し、産業の架け橋を築くことを目指すイベントです。Web3業界が成熟する中で、ブロックチェーン技術の広範な受け入れや、その規制面の進化に関する議論を促進することを目的としています。2023年に東京国際フォーラムで開催した「WebX 2023」は、来場者数16,500人、スピーカー数290人と大盛況でした。特に岸田文雄総理や池百合子都知事をはじめとした政府・行政関係者の参加、講演はイベントのハイライトとなりました。そして、その活気は2024年の開催へと続くことが期待されています。また、イベントは国際的な視点も持ち合わせており、アジアを代表するWeb3推進ハブとしての位置づけを目指しています。そのため、世界各国のリーディングカンパニーや関係者の参加、連携が積極的に行われています。
参照: https://coinpost.jp/?p=483994
GMO 渋谷FUTURE 2024
日程: 2024年1月26日(金)
場所: GMO Yours・フクラス(GMOインターネットグループ第2本社内)
「GMO 渋谷FUTURE 2024」はテック交流イベントであり、国内最大規模のダンスミュージックフェスティバルであるGMO SONIC 2024の前夜祭として位置付けられています。前回の2023年開催には、「渋谷から未来を変える、渋谷の未来をブーストする!」をテーマとし、スティーブ・アオキ氏やひろゆき氏などの豪華ゲストを招待し、約1,000人のIT業界関係者が参加する大盛況のイベントとなりました。
更なる情報については、公式サイトを確認してみてください。
参照: https://sonic.gmo/news/1511/
IVS
「IVS」は2007年に開始された日本最大級のスタートアップ企業経営幹部が集まるカンファレンス&コミュニティです。IVSは、2007年から始まり、日本で最も大きなスタートアップの集まりとして知られています。さらに2022年より「IVS CRYPTO」が開催され、Web3領域において日本最大規模のカンファレンスになりました。IVSは今後、これまでの”招待制カンファレンス”から、多くの人々が「次世代」を産み出すために集う”プラットフォーム”へとアップデートさせ、アジアNo1のスタートアッププラットフォームを目指します。これから事業を立ち上げようとする「起業家」を主役とし、投資家、事業会社とともに具体的なアクションを起こす”場”を作ることで、スタートアップエコシステムを加速させます。新しい技術やビジネスのトレンドに興味がある方々にとって、このカンファレンスはWeb3の世界を学ぶ最高の機会となります。特に、世界中のWeb3起業家、投資家、開発者、そしてWeb3の世界に踏み込みたい人にとっては、ぜひ足を運んで欲しいイベントです。2024年の開催詳細については公式アナウンスを待ちましょう。
Japan Blockchain Week
「Japan Blockchain Week」は日本のブロックチェーン業界が世界へ羽ばたき、健全なWEB3業界の発展にAll Japanで取り組むグローバルイベントです。2018年より開催されているNon Fungible Tokyoが主体となり発展をしてきており、2023年の「Japan Blockchain Week」は、3万人を超える参加者を迎え、約1000人の国際的なスピーカーが登壇しました。特筆すべきは、日本の政府関係者もこのイベントに深く関与しており、岸田首相や西村経済産業大臣の基調講演が行われました。これにより、日本が新しい技術、いわゆる「Web3」の発展にどれほど真剣に取り組んでいるかを、国内外に向けて示す機会となりました。このイベントの目的は、日本の技術コミュニティが世界に向けて自分たちの活動を発信し、海外の同様のコミュニティとの交流を深めることです。2024年も、さらに多くの国内外のパートナーと協力して、この目的を達成するためのイベントが予定されています。
参照: https://japanblockchainweek.jp/
ETHGlobal
「ETHGlobal」は、Web3系で最大級のハッカソンイベントであり、ハッカソンを通じて新しいスキルを教え、開発者コミュニティを強化し、新しい技術の限界を押し広げることを目的としています。毎年、様々な都市で数回のハッカソンを開催しており、リアルだけでなくオンライン開催も多いため、世界中から参加が可能です。Web3系での起業や事業展開、ネットワークを広げいきたい人は参加必須のイベントとも言えると思います。ETHGlobal
は、世界中の地域でハッカソン支援と専門知識を自ら提供しており、その他にも様々なサポートを行っています。毎年、年に数回開催されますので、興味のある方は公式サイトの情報をチェックしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2023年の暗号資産業界の盛り上がりを受けて、2024年も多くの期待と注目が集まっています。暗号資産業界は日本だけでなく、世界中で急速に進化しています。新しい技術の採用や、その技術をどのように活用していくかに関する議論は、業界の未来を形成する重要な要素となっています。
今回の記事で紹介させていただいたイベントは、業界の発展を今後も加速させ、2024年の暗号資産業界の発展をリードしていくものと思います。
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