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初めての暗号資産、購入までの流れを簡単解説【暗号資産塾〜初心者のための入門コラム】

暗号資産の購入を考えてはいるものの、何から始めれば良いのか分からない。

この記事ではそんな方のために、初めて暗号資産を買う時の流れについて分かりやすく解説していきます。

一つ一つ順を追っていけば決して難しくないので、この記事を参考に暗号資産の購入にチャレンジしてみましょう!

暗号資産購入までの流れ

早速ですが、初めて暗号資産を購入するまでの流れをざっくりとご紹介します。

取引所によって多少の違いはあるもののほとんどが以下の流れになります。

  1. 暗号資産取引所・交換所で口座を開設する
  2. 日本円を入金する
  3. 購入する暗号資産を選ぶ
  4. 実際に購入する

以下、それぞれ解説していきます。

暗号資産取引所で口座開設を行う

初めて暗号資産購入をするためにまずやらなくてはならないのが、「暗号資産取引所・交換所で口座を開設」することです。

口座開設すると聞くと「面倒」「難しそう」などハードルが高いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、暗号資産取引所・交換所で口座を開設するのは驚くほど簡単です。

国内の暗号資産取引所・交換所であれば、ほとんどの場合まずはメールアドレスを登録し、そのメールアドレスに送られてくる確認メールに記載のURLにアクセスし、本人情報を登録していきます。

その後本人確認のための書類をアップロードして終了です。

あとは取引所・交換所の審査を待って、審査が通れば口座開設完了です。

BTCBOXでの口座開設の流れ

口座開設の流れについて簡単に紹介しておきます。

まずはBTCBOXのページ(https://www.btcbox.co.jp/)へアクセスし、無料登録をクリックします。(画像はPC版)

新規登録と書かれたページにメールアドレスと登録パスワードを入力すると以下のような確認メールが送られてくるので「アクティブにする」もしくは「URL」をクリックします。

携帯SMS認証の画面になるので携帯電話の番号を入力し、コードを取得をクリックします。

認証という画面が出てくるので認証画像の文字を入力します。

携帯にコードが送られてくるのでそのコードを携帯番号を入力した欄の下の欄に入力して次を押せば完了です。

それが終わると本人情報の入力画面になるので氏名や住所など、赤い※印がついたところを入力していき、確認をしたら次は本人確認です。

確認方法にはいくつかありますが、その場でスマホで簡単に出来るスピーディー本人確認を選びました。

スマホでQRコードを読み込むと専用の画面が立ち上がり、本人確認書類のアップロードを行います。

本人確認書類は正面からと斜めからと裏面を撮影する必要がありますが、指示に従いなら行えば簡単です。

続いてスマホのカメラを使った自撮り撮影による確認か、転送不要郵便による確認方法かを選択します。

自撮り撮影は、静止状態の写真とリアルタイムチェックの撮影の2パターンが必要ですが、どちらも指示通りに行えば簡単です。

これが終われば口座開設の登録申請は終了で、あとはメールにて口座開設の審査結果を待つだけです。

今回行ったスピーディー本人確認の方法に関してはコチラに詳しく書かれているので、分からなければ参考にしてみてください。

暗号資産購入のための資金を入金する

口座開設が終わったら、続いて暗号資産を購入するための資金を入金します。

入金方法は主に「銀行振込」「即時入金(クイック入金)」があります。

銀行振込はその名の通り取引所が指定する振込先に資金を振り込む方法です。

一方「即時入金(クイック入金)」は取引所が提携するインターネットバンキングを通じて入金する方法で、一部の時間帯を除いて24時間リアルタイムで入金が反映されるので、購入のチャンスを逃さないというメリットがあります。

既に持っている暗号資産を入金する方法もありますが、ここでは初めて暗号資産を購入する方法ということで割愛します。

購入する暗号資産を選ぶ

資金を入金して残高に反映されたら、次はどの暗号資産を購入するかを選びましょう。

既に決めている方であればその暗号資産を購入すれば良いですが、そうでなければ購入する暗号資産を選ぶ必要があります。

ちなみに購入できる暗号資産の種類は、取引所によって異なります。

購入したい暗号資産が既に決まっている場合は、その銘柄の取り扱いがあるかどうかをチェックする必要があります。

従ってどの暗号資産を購入するかについては取引所・交換所を選ぶ際にも重要なポイントとなります。

実際に購入する

購入する銘柄が決まったら実際に購入します。

購入する際の具体的な手順、方法については暗号資産取引所ごとに異なりますが、購入する銘柄、購入金額を入力して購入ボタンを押すだけです。

ただ注意が必要なのは、取引所と販売所では購入方法が少し異なるという点です。

この点については次の項目で少し詳しく解説します。

取引所と販売所で購入する場合の違い

暗号資産を購入する場合、取引所で購入するのか販売所で購入するのかによって少し手順が異なります。

販売所で購入する場合

上記で紹介した方法は「販売所」で購入する場合の手順となります。

暗号資産を販売所で購入するということは、「販売所」から暗号資産を直接購入するということを意味します。

従って、上記の通り購入した暗号資産の銘柄、購入金額を指定するだけで簡単に購入することが出来ます。

ただし非常に簡単で初心者にも分かりやすい反面、取引所で購入するのに比べて手数料が割高になります。

取引所で購入する場合

一方「取引所」で購入する場合、その暗号資産を売りたい他のユーザーから購入します。

そのため、他のユーザーがいくらで売ってくれるのかを確認する必要があります。

もしあなたが「100万円で1BTC買いたい」という意思表示をしたとして、それに対して「100万円なら1BTC売ってもよい」という人がいれば取引が成立します。

実際に購入する場合にはこうしたやりとりのために、成行、指値などのいくつかの注文方法があり、購入したい暗号資産の種類や数量、希望の価格など細かく注文内容を決める必要があります。

販売所で購入するのに比べて若干複雑なため初心者の方には少し難しさを感じるかもしれませんが、手数料の安さが大きなメリットとなります。

また取り扱い銘柄も少ないので選択肢が狭まるというデメリットもあるため、どの暗号通貨をどのように購入したいかによって販売所で買うべきか、取引所で買うべきかを決めると良いでしょう。

初めて暗号資産を購入する方で、すぐに売却の予定がなく、とにかくすぐにでも暗号資産を買ってみたいという方であれば、まず販売所で購入するのも良いでしょう。

暗号資産購入の際の注意点

以上が暗号資産を購入する具体的な手順となりますが、最後に暗号資産を購入する上で気をつけておきたい点についてもチェックしておきましょう。

国内の取引所を選ぶ

暗号通貨の購入が可能な取引所は、国内だけでなく海外にも数多くあります。

国内の取引所に比べ手数料が安い、取り扱い銘柄が非常に多い、レバレッジの倍率が高く設定できる(少ない資金で大きな取引が出来る)などメリットも多いと言えます。

しかし、日本の法律の行き届かない場合が多く、出金出来ない、暗号資産の移動が出来ない、ハッキングや倒産によって保管していた暗号資産を失うなどのトラブルの際、泣き寝入りするしかないケースも少なくありません。

特に初めて暗号資産を購入するのであれば、国内の取引所を利用する方が良いでしょう。

マイナーコインに注意

初めて暗号資産の購入を考えている方であれば、どの銘柄を購入するかは大きな問題の一つです。

特に仮想通貨はギャンブル性で購入する方も少なくなく、10年前のビットコインを買って持っておけば億万長者だったということもあったことから、次なるビットコインを掘り当てようと草コインと呼ばれるメジャー銘柄以外に多くの資金を投入しようとする方も少なくありません。

もちろん当たれば何十倍にもなる可能性を秘めていますが、逆にほとんど無価値になってしまうような銘柄も少なくなく多額の資金を失う恐れもあります。

上記の注意点で紹介した海外の取引所を使えば、非常に知名度の低い銘柄を購入することも可能なのでこの点には注意すべきでしょう。

まずは誰もが知るビットコインやイーサリアムといったメジャーな銘柄を試してみてはいかがでしょうか。

レバレッジには注意する

初めて暗号資産の購入を考えている方の中には、短期で大きく利益を出したいと考える方も少なくないでしょう。

そのような方が手を出しがちなのがレバレッジです。

レバレッジとは、簡単に言ってしまえば、持っている資金よりも大きな額で取引をすることです。

現在国内の取引所では2倍までレバレッジをかけることが可能なので、100万円の資金で200万円分の暗号資産を購入することが出来きます。

仮に購入した暗号資産の価値が2倍になったとすれば、100万円で買った場合の利益は100万円ですが、レバレッジ2倍で200万円分購入すれば、利益も200万円と2倍になります。

しかしこれは価値が下がった場合も同様に損失が2倍になるということです。

海外の取引所によっては100倍から1000倍という高レバレッジを売りにしているところもあります。

しかし、これから初めて暗号資産を購入する方には当然おすすめできません。

まずは国内の取引所でレバレッジをかけずに自分の資金の中で購入するようにしましょう。

初めての暗号資産購入まとめ

この記事では暗号資産の購入までの流れについて解説させていただきました。

実際にやっていただければお分かりいただけると思いますが、とても簡単です。

暗号資産に使われている技術であるブロックチェーンや実際の取引で用いられる暗号技術などは非常に難しいと感じるかもしれませんが、暗号資産を購入するだけであれば必要な知識というわけではありません。

口座開設に関しても本人確認はほとんどスマホで完結することができ、非常に手軽です。

これから初めて暗号資産の購入をお考えの方は、是非挑戦してみてください。

そして暗号資産の世界を体験し、その可能性を感じてみてはいかがでしょうか。

   

BTCBOXでは暗号資産塾のテーマを募集しております。記事作成の参考にさせて頂きますので、「暗号資産塾」で取り上げて欲しいテーマについて、こちらからご意見をお寄せください。

記事執筆(コンセンサス・ベイス株式会社)

コンセンサス・ベイスは、国内初のブロックチェーン技術の専門企業として事業を展開しており、専門的な知識と技術を持った企業としてアドバイス、コンサルティング、開発、教育を行っています。

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