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暗号資産の最新情報はどこで入手する?【暗号資産塾〜初心者のための入門コラム】

トレンドの移り変わりや新しい技術の登場など、暗号資産に触れる方であれば常に最新の情報に対してしっかりとアンテナを張っておきたいところ。

今回の記事では、暗号資産に関する最新情報をチェックするための方法、おすすめのウェブサイトなどについて紹介していきます。

業界情報

まずは暗号資産の業界における最新情報をチェックするのにおすすめのサイトについて紹介していきます。

CoinPost

暗号資産、ブロックチェーンに関心のある日本人向けに、ニュース速報や相場に関する分析、暗号資産業界の著名人へのインタビューやレポートなどを配信しているメディアです。

解説記事やコラム記事なども多く、日本の暗号資産市場に特化した情報を求める方にとっても便利なサイトです。

CRYPTO TIMES

ブロックチェーンや暗号資産に関する情報を幅広く提供する総合メディアです。

最新ニュースはもちろん、市場の動向や取引所の情報、主要プロジェクトのレビューなど多くのトピックを取り扱っています。

技術に関して初心者向けに書かれている記事も多く、これから暗号資産について勉強したいという方にもおすすめのサイトです。

コインテレグラフ ジャパン

暗号資産、ブロックチェーンに関連する情報を発信する世界的にも影響力のあるメディアの日本語版です。

NYを軸に世界中から暗号資産に関する最新情報を発信していて、基礎的な内容も多く初心者にもおすすめです。

独特なイラストを用いたコンテンツも特徴の一つと言えるでしょう。

HashHub Research

SBIグループが100%出資する株式会社HashHubによって運営されるブロックチェーン専門のサブスクリプション型のリサーチメディアです。

暗号資産はもちろん、NFTやDAO、DeFiなどWeb3に関する専門性の高いリサーチレポートを提供しています。

全ての記事を読むには月額課金が必要となりますが、無料で読める記事もあります。

Messari

2018年に創業された仮想通貨のオンチェーンデータの分析や調査を行うリサーチメディアです。

英語サイトとなるため、上記のようなメディアに比べるとハードルが高いかもしれませんが、暗号資産を発信する海外メディアとしては知っておきたいメディアです。

無料版の他にもより専門的なリサーチペーパーを見ることが出来る有料版もあります。

THE BLOCK

高いリサーチ力と分析力を備えたコンテンツが世界的にも評価の高い海外の大手ブロックチェーンメディアです。

本サイトは英語となっていますが、2019年の「あたらしい経済」「CoinPost」「Hushhub」「TokenLab」とのパートナーシップにより一部の記事が翻訳され上記メディアで公開されています。

本サイト内の有料版は、ブロックチェーンに関する世界でも最先端の情報を追いかけたいという方向けとなっていると言えます。

マーケット情報

暗号資産への投資を考えている方、すでに投資をしている方が知っておきたい、マーケット情報を提供するサイトを紹介します。

CoinMarketCap

ビットコインやイーサリアムといったメジャーな暗号資産の価格、チャートはもちろん、数千とあるアルトコインの価格、過去のデータを無料でチェック出来るサイトです。

価格以外にも、時価総額、各取引所の取引高などをチェックすることもでき、これからどの暗号資産に投資をしようか考えている方にもおすすめのサイトです。

Uniswap

ユニスワップは、2018年にスタートしたDEXと呼ばれる分散型取引所です。

こちらでは、イーサリアムの「ERC-20規格」に準拠した1,500種類以上の暗号資産を取り扱っており、それらの動向をチェックすることが可能です。

DEXの中でも取引高が最も多く、NFTの売買もできることが特徴となっています。

Defillama

DeFiのTVLをランキングでチェックできるのがコチラです。

TVLとは、トータル・バリュー・ロックドのことで、そのDeFiに預けられたトータルの資産のことです。

これによって今現在どのDeFiが人気なのかをチェックすることが可能です。

DappRedar

今現在ブロックチェーンを使ったサービスでどんなものが流行っているのか、どんな新しいサービスやアプリがリリースされたのかを知ることができるのがこのダップレーダーです。

サービスごとのトランザクションやアクティブユーザーの数を知ることができます。

ブロックチェーンアプリについて新しい情報をチェックしたい方はおさえておきたいサービスです。

プロジェクトごとの情報

ブロックチェーンには様々なプロジェクトがあり、それらに関する最新の情報をチェックしたいという方もいらっしゃるでしょう。

そういった方はプロジェクトのホームページからTwitterやディスコード、テレグラムチャンネルに入って情報を収集するという方法があります。

メジャーなところを例にすると、ビットコインの公式のホームページからSNSや、Redditなどのフォーラム、IRCチャットなどへのリンクがあり、イーサリアムであればディスコードサーバーやTwitterへのリンクがあるのでそこへアクセスしてプロジェクトをフォローするという流れになるでしょう。

TwitterなどのSNSを通じてDMがきて紹介されるなどのケースもありますが、著名なプロジェクトを騙る詐欺アカウントの場合や、マイナーなプロジェクトであればそのプロジェクト自体が詐欺である可能性などもあるため注意が必要です。

あくまでも気になるプロジェクトの公式ページにリンクされているフォーラムやSNSアカウントなどを見つけるようにしましょう。

また、最近ではSubstackなどでプロジェクトに関する記事がアップされていることもあるので、プロジェクトをフォローするという意味ではそちらをチェックするという方法もあります。

さらに開発者の方であれば、こうしたチャネルを用いて開発者用のチャンネルで情報収集などを行うだけでなく、githubのIssuesを見るというケースもあるでしょう。

ブロックチェーンエクスプローラー

ブロックチェーンに関する最新の情報を取得するという意味では、ブロックチェーンエクスプローラーもおさえておきましょう。

ブロックチェーンエクスプローラーとは、ブロックチェーン上に記録された暗号資産の取引の全てを遡って検索することが出来る検索エンジンです。

過去全ての取引を見ることが出来るだけなく、現在のネットワークの状態などを確認することもできます。

ブロックチェーンエクスプローラーは多数存在し、それぞれ検索出来る暗号資産の種類も違いますが、主にBlockchain.comBlockchair.comEtherscanなどが有名です。

まとめ

以上、暗号資産の最新情報はどこで入手するのか?というテーマについて解説させていただきました。

ご自身がどのような情報を求めるかによって、入手の経路は変わるでしょう。

また、暗号資産の最新情報については、日本語になって届くのに多少のラグがあるケースがあるだけでなく、各種フォーラムも英語であるケースが多いと言えます。

今では非常に優れた翻訳ソフトもあるのでしっかりと活用して、暗号資産に関する最新の情報に対してアンテナを張っていきましょう。

   

BTCBOXでは暗号資産塾のテーマを募集しております。記事作成の参考にさせて頂きますので、「暗号資産塾」で取り上げて欲しいテーマについて、こちらからご意見をお寄せください。

記事執筆(コンセンサス・ベイス株式会社)

コンセンサス・ベイスは、国内初のブロックチェーン技術の専門企業として事業を展開しており、専門的な知識と技術を持った企業としてアドバイス、コンサルティング、開発、教育を行っています。

Consensus Base Inc.
コンセンサス・ベイス株式会社はブロックチェーン技術の専門企業です。ビジネス・ICOコンサルと開発を行っています。